サーファーで体操選手の経歴も持つ女子レスラーが、その柔軟性を活かした前代未聞の「180度開脚からの顔面バスター」を披露し、ファンは騒然。「この試合最高だわ」「エンターテインメント性が高い」など、驚きと称賛の声が相次いだ。
短い試合時間で決着するWWEのイベント「WWE Speed」のリングで、ハイフライヤーとして知られる女子スーパースター、ソル・ルカがその持ち味を存分に発揮。WWE Speed女子王座の防衛戦では、メインロースターで活躍する挑戦者アイビー・ナイルと対戦し、タイトルの防衛に成功。難敵相手に衝撃のパフォーマンスを見せつけた。
「WWE Speed」の試合時間は通常3分に設定されているが、チャンピオンシップマッチは5分間に延長される。ソルとアイビーの試合も同様のルールに則り、拮抗した攻防が展開された。
開始こそアイビーのラフファイトに苦戦したソルだが、アームホイップをくるりと前転して回避。さらに首を掴んでジャンプし、180度開脚で真正面から落とすという斬新なムーブを披露。体の柔軟性を活かした荒業で主導権を握った。
試合中盤にはアイビーのパワフルなレスリング技に押されながらも、終盤ではロープワークを駆使したフェイントから前宙し、カッターを決めるオリジナル・フィニッシャー「ソル・スナッチャー」が炸裂。見事な防衛を果たした。「スピードvsパワーの対決」と称されたこの一戦を制したのは、スピードスターだった。
この試合の動画について、ファンからは「この試合、最高だわ、うわー」と大興奮。「彼女は最も過小評価されている女子レスラーだ」「1、2年以内にレッスルマニアに出場するだろう」「ただのサーファーガールだと思っていたが、本当に凄い」「彼女の試合はエンターテインメント性が高い」など、絶賛コメントが殺到した。
現在、Speed王座とNXT女子北米王座の2冠王としてNXTで果敢なスタイルを貫くソル。ロクサーヌ・ペレス、ジュリア、ジョーディン・グレースに加え、前NXT女子王者のステファニー・バッケルもメインロースター入りするなか、NXT女子トップ戦線の主力メンバーとして「次のレベル」への進化が期待されている。今後の展開に注目が集まる。
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