【UEFAチャンピオンズリーグ】パリ・サンジェルマン 5-0 インテル(日本時間6月1日/アリアンツ・アレーナ)
世界最高峰の舞台で、19歳の新星が圧倒的なパフォーマンスを披露した。パリ・サンジェルマンに所属するFWデジレ・ドゥエは自陣からのカウンターのフィニッシャーとしてボックス内で右足を一閃。自身、この試合2点目をマークすると共に、相手を失意の底に突き落とす一撃にはファンも驚きと賞賛の声を寄せている。
日本時間6月1日、2024-2025シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝でフランスのパリSGとイタリアのインテルがドイツ・ミュンヘンのアリアンツ・アレーナで対戦。パリSGが最初から最後まで試合の主導権をにぎり、5-0という衝撃スコアでクラブ史上初のビッグイヤー(優勝トロフィー)を掲げた。
この試合で世界中を震撼させたのが、将来を嘱望される19歳、ドゥエだ。
12分にボックス内で華麗なトラップからターンすると、ディフェンスアクラフ・ハキミのゴールをお膳立てし、先制点をアシスト。直後の20分にはカウンターからボックス右でパスを受けて右足を一閃。強烈なボレーをゴールにたたき込み、前半のうちに1ゴール1アシストと主役級の活躍を示していた。その輝きは後半、さらに増した。
63分、自陣からカウンターをスタートしたパリSGは、MFヴィティーニャが巧みなフリーランニングと持ち運び、それにFWウスマン・デンベレとの連携で敵陣に入り込み、さらにドリブルでゴール前に侵入。敵を引きつけながら右にスルーパスを送ると、そこに走り込んだのが若き背番号14だった。
しっかりとボールを引きつけながら、ファーストタッチで右足を振り抜き、インテルの守護神ヤン・ゾマーの手が届かない右隅へ正確なシュートを蹴り込み、リードを3点に広げるゴールを奪ってみせた。
この時点ですでに2ゴール1アシストと全得点に絡んだ19歳に、SNSは沸騰。「ドゥエ、パリの未来すぎる」「ドゥエはこの試合でヤマルと並んだなぁ」「ヤマルといいドゥエといいこれで10代は末恐ろしい」「個人的にネクストネイマールはドゥエで決まり」「末恐ろしい19歳」「ミライモンスター過ぎるな」「これはスターになる予感」「ドゥエ怪物や」「ドゥエは華もヤバい」と、バルセロナで同じく“神童”と絶賛される17歳のラミン・ヤマルと比較する声や、パリSGでもプレーしたネイマールの後継者に推す声なども多く挙がった。
なお、ドゥエはゴールパフォーマンスでユニフォームを脱いで雄叫びを挙げイエローカードをもらい、67分に交代。その体つきにも注目が集まり「体くそかっけえ」「ドゥエやばすぎ」などの声が寄せられていた。
(ABEMA/WOWSPO/チャンピオンズリーグ)




