自身が営むアイブロウサロンで、終電近くまで仕事に励んでいるヤワラ(29歳)と、アパレル勤務のケイゴ(26歳)。交際期間は2年半、昨年末から同棲もしている2人だが、これまで真剣に話し合いをしたことはなく、今回の“決断の旅“が本音をぶつけ合う初の機会となった。2日目までに、ケイゴが結婚および子どもを望んでいること、家事負担の偏りに不満を抱いていたことなどが判明。そして迎えた3日目、ヤワラは家事ができていなかったことを改めて謝った後、子どもを育てるうえで必要となるお金の問題や、仕事のビジョンについてケイゴに考えを確認した。
その後の会話では、ケイゴが「なんでもっと早い段階から向き合えなかったのかな」と後悔を吐露。話し合いができなかった理由について、ケイゴは「嫌われたくない」という思いから「俺が我慢すればいいや」と、言いたいことを我慢していたと打ち明けた。これを聞いたヤワラは「すごく失礼な言い方かもしれないけど、付き合ってて楽しかった?」と単刀直入に質問。うつむき加減で「うん」と答えたケイゴに、ヤワラは「無理して一緒にいるのって違うかな?って思う」と正直な気持ちを伝えた。
スペインでの3日間、ケイゴの思いを真剣に受け止め、向き合ってきたヤワラ。しかし、この旅に彼女は苦しさを感じていたようだ。ヤワラは「人に何かを伝えるのが苦手」だとしたうえで「正直言って、この3日間めちゃくちゃキツくて」「ずっと自分じゃない誰かを演じてるみたいな感じなの。めっちゃしんどくて」と本音を吐露した。
さらにヤワラは、こんな言葉を口にした。ケイゴから与えてもらっている愛が100パーセントだとするならば、自分は10パーセントしか返せていないかもしれない。今はその差を「好き」という気持ちでカバーできているかもしれないが、結婚して20年、30年と一緒にいる中で、カバーできなくなる日が来るのではないか。その状態で結婚しても、良いのだろうか。そう不安を漏らしたヤワラに、ケイゴは「俺は我慢していた部分もあるけど、幸せじゃなかったわけじゃない」とこれまでの同棲生活を回想。「(不満を)言えなかった俺も悪いし、甘えていたのかもしれない」と反省を口にした。このシーンの最後、ヤワラは「全然知らないね、お互いのこと」と苦笑い。ケイゴは沈んだ表情でうなずいた。
その後のインタビューでヤワラは「『俺ばっかり愛を与えて、俺ばっかり家事やって』に聞こえてしまって。自分の中でどうしたらいいんだろうって気持ちは正直あるかもしれないです」と戸惑いを吐露。さらに「ケイゴくんとちゃんと向き合う時、もしかしたら今じゃないのかも。今まで付き合ってきた過去もあるけど、いったん落ち着いて離れてみてっていうのもあるかもしれない」と気づきを明かし、このような考えに至った背景として「ケイゴくん自身、今本当に幸せなのかな?とか、これからも幸せでいられるのかな?とか。ちょっと自信がなくなっちゃったというか。好きだから無理させたくないので」と語った。
ケイゴの幸せを願うからこそ、別れを意識するヤワラ。スタジオのヒコロヒーからは「そこにいったか〜」と残念がる声も上がっていたが、ヤワラの心が結婚に傾く日は訪れるのか。旅の行方を見守りたい。



