『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が5月30日に放送され、“亡き父が鏡に隠した母への手紙”を取り出す様子が描かれた。
 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「亡き父が鏡に隠した愛の手紙」は、大阪府の男性(56)から寄せられた次のような依頼だ。
『父親が他界し、2週間が過ぎました。私の父は幻覚で曲がったことが大嫌いな性格で、冗談もあまり言えるような人ではありませんでした。そんな父から他界する3、4年前前に初めて聞いたのですが、家の台所にかけてある小さな鏡は、かなり前に愛する母のために自分で作ったとのこと。そして、その鏡の中には手紙を入れていると話してくれました。よく見ると、その鏡の側はハート型になっており、おそらく母へのメッセージらしきものが入っていると思われます。ただ、それを取り出すには鏡を壊すしかないのです。父は生前、冗談交じりに自分が死んだら鏡を壊して手紙を取り出してくれと言っておりました。父が他界してから、母はその鏡を磨きながら「お父さんに手紙を取り出してくれって言われたけど、壊れてしまうのは嫌や。お父さん会いたいわ」と亡き父を思い、ずっと泣き暮らしています。壊すのが怖いのと、もし手紙が入ってなかったらどうしようと考えると、誰も手紙を取り出す決心がつきません。 今更愛のメッセージや形などはいらない誠の夫婦ですが、父の愛の形を母に見せてあげたいです。できることなら、なるべく鏡を壊さず、手紙を取り出していただけないでしょうか』