【ワールドカップ2026アジア最終予選】オーストラリア代表 1ー0 日本代表(日本時間6月5日/パーススタジアム)
サッカー日本代表は6月5日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選(3次予選)第9節でオーストラリア代表とアウェイで対戦。0ー1で、今予選初黒星を喫した。一方で1年4カ月ぶりに代表復帰の佐野海舟や“10番”をつけた久保建英らが躍動した。一方でオーストラリアには2009年以来16年ぶりとなる黒星となった。
すでにW杯出場を決めている日本は、大きくメンバーを変更。これまで通り3ー4ー2ー1を採用しつつ、9選手が最終予選に入ってスタメンに抜擢された。
GKは谷晃生、3バックは右から関根大輝、渡辺剛、町田浩樹が並ぶ。ダブルボランチは佐野海舟と藤田譲瑠チマが並び、右のウイングバックは平河悠、左のウイングバックは俵積田晃太が務める。2シャドーには鎌田大地と鈴木唯人、最前線は大橋祐紀が入った。なお、関根、平河、俵積田はこれが代表初キャップとなる。
序盤からポゼッションを握る日本は、序盤は左サイドの俵積田が積極的な仕掛けを見せて、オーストラリアのブロックを崩しにかかる。さらに28分にはハーフウェイラインでパスを引き取った鈴木がドリブルで突破して、ボックス手前から右足を振り抜く。37分には平河もミドルレンジから狙っていくなど、積極性を見せた。
さらに43分にはこの試合でキャプテンマークを巻く鎌田が魅せる。ボックス手前でボールを引き取ると、キックフェイントで密集を切り裂いて右足でシュートを狙った。
しかしゴールは生まれずに試合を折り返すと、ハーフタイムで町田を下げて瀬古歩夢を送り出す。48分には谷のキックミスでピンチを迎えたが、渡辺が相手のパスをブロックしてなんとか凌いだ。
すると64分には俵積田と佐野を下げて、招集外の堂安律に代わって10番を背負う久保建英と中村敬斗を送り出す。さらに70分には、大橋と渡辺を下げて、町野修斗と高井幸大を投入した。
すると80分にはドリブルを仕掛けた久保が、相手4人を引き連れた状態からでも右足で強烈なシュートを放つなど違いを見せる。しかし90分、一瞬の隙からアジズ・べヒッチのゴールが決まって勝負あり。日本が今予選初黒星を喫した。6月10日には、パナソニックスタジアム吹田でインドネシア代表との最終戦を迎える。
(ABEMA de DAZN/ワールドカップ2026アジア最終予選)


