【ワールドカップ2026アジア最終予選】オーストラリア代表 1ー0 日本代表（日本時間6月5日／パーススタジアム）
試合終了間際の痛恨の失点。関与したDF瀬古歩夢のプレーにファンたちからは厳しい声があがっている。
サッカー日本代表は6月5日、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選（3次予選）第9節でオーストラリア代表とアウェイで対戦した。
痛恨の失点シーンはゴールレスで迎えた90分だった。右サイドのスローインから攻め込まれると、DFジェイソン・ゲリアから斜めのパスを通されて、ボックス手前のMFライリー・マッグリーへとボールが渡る。ここで寄せた瀬古が潰しきれずに入れ替わられてボックス内への侵入を許す。ゴールラインギリギリでマイナスのクロスを入れられると、最後はMFアジズ・ベヒッチが右足を一閃。強烈なシュートが日本のゴールネットを揺らした。
ここまで決定機を作らせていなかった日本だったが、べヒッチのタフショットでワンチャンスをモノにされた形となった。解説を務めた小野伸二氏は「こういう形を、1個のチャンスを狙ってという戦い方でした」とコメント。同じく解説の中村憲剛氏も「集中力が高かった」と評価する一方で「ここでターンされたのが良くなかった」と瀬古のプレーを指摘した。
ファンたちもABEMAのコメント欄やSNS上では「なんですか？その守備は」「やられたい放題やないか」「瀬古のプレーが軽かったな」「瀬古が剥がされたことでマークがずれての結果」「軽過ぎる」「とにかく守備が軽い印象。簡単に剥がされ失点に繋がった」「これは擁護できないプレーだと思うよ。日本代表だもん」「瀬古の対応が厳しいな。。。純粋に力不足だわ」と辛辣な言葉が並んだ。
一方で「確かに瀬古のところが原因ではあるけど、そもそもシュートがスーパー」「これはシュートを褒めるべきかな」など相手シュートを称賛する声も。また「フィジカル強い相手だしその前になんとかしたかった」「突破されたら突破されたで、そのあとパスコース切ってたから最善は尽くしたと思う」と前後の守備に言及するコメントも多くみられ「今後のパフォーマンスで見返して欲しい」と応援の声も寄せられていた。
この日ベンチスタートだった瀬古は、前半に負傷した町田浩樹に代わって、後半のスタートからピッチに立っていた。この試合で日本代表は、9選手が最終予選で初スタメンを飾るなどメンバーを大幅に変更して臨んだが、結果は0ー1に終わり、今大会予選で初黒星を喫している。なお、オーストラリア代表には2009年以来16年ぶりとなる敗戦となった。
（ABEMA de DAZN／ワールドカップ2026アジア最終予選）
