U-20日本代表のDF市原吏音
【映像】U-20日本代表主将の「前に出る守備」
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【モーリスレベロトーナメント】U-20日本代表 1ー1(PK3ー4) U-20メキシコ代表(日本時間6月7日/パルク・デ・スポール)

【映像】U-20日本代表主将の「前に出る守備」

 まさに”防波堤”と呼べる好守備だった。U-20日本代表のDF市原吏音が前に出て積極的なインターセプトで相手の攻撃を止めたシーンを、ABEMAで解説を務めた元日本代表DFの坪井慶介氏も称賛した。

 U-20日本代表は日本時間6月7日、モーリスレベロトーナメント(フランス開催のアンダー世代国際大会。旧称はトゥーロン国際大会)のグループステージ第2戦でU-20メキシコ代表と対戦。キャプテン市原が別格のディフェンスを披露したのが、1ー0とリードして迎えた53分だ。

 MF石井久継が市原から縦パスを受けた直後に中央のエリアでロストすると、メキシコのショートカウンターが始まる。日本からすると、失点に繋がってもおかしくないピンチだったが、ここでキャプテンがチームを救う。縦パスを先読みしていた市原が、相手FWにボールが入る前からインターセプトを狙って見事にボールをカット。いわゆる“前に出る守備”からノーファウルでマイボールとした。

 このシーンには、同じCBでワールドカップ出場経験のある坪井氏も「ああー、良い寄せですね。もちろん彼のストロングポイントはボールの配球だと思うんですけど、守備の部分でも強さ、高さを発揮してくれていますよね」と絶賛した。市原は所属するTB大宮アルディージャで昨シーズンはJ3リーグ、今シーズンはJ2リーグを戦っているが、一部ではA代表待望論があり、坪井氏も「間違いなく森保監督の目にも入っていると思います」とコメントした。

 さらに視聴者からも、「市原いいなー」「上手い」「ナイス読み」「市原やばいわ」「防波堤市原」「やっぱ吏音すげぇな」「フル代表でも見てみたいな」「吏音A代表に呼んだほうがいい」などの声が上がった。

 なお、日本は71分に同点弾を浴びて1ー1で90分が終了。同点の場合はPK戦となるレギュレーション(PK戦での勝利は勝点2、敗戦は勝点1)の中、3ー4で敗れたが、勝点4でグループBの首位をキープ。6月10日にはグループステージ第3戦でU-20デンマーク代表と対戦する。

(ABEMA/モーリスレベロトーナメント)
 

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【U-20日本代表が出場】モーリスリベロトーナメントの放送・配信、大会概要、日程、招集メンバー
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