スペイン・バルセロナから飛行機で約1時間。リゾート地として人気の高いマヨルカ島のレストランで、タマミは婚前契約書の話を持ち出した。昨年の夏頃、結婚に関する話し合いをするなかで、タカミツは離婚時のトラブルを未然に防ぐことを目的に、婚前契約書の作成を提案。タマミは「訴訟をしない」「慰謝料を請求しない」という契約内容への不満、それを提案したタカミツへの不信感を、旅の中で度々口にしてきた。この日の夕食時にも、タマミは「私が浮気したら300万払う」と真っ向から反対。さらに「『浮気したら円満に別れましょうね』って書くこと自体が嫌」とキッパリ言った。
タマミの怒りのボルテージは上がり続けていたが、タカミツはのらりくらりとした態度を崩さず、状況は悪化するばかり。噛み合わない会話が続くなか、タマミは「本当にいい加減にしなよ？」「なんで自分が悪くないみたいな言い方してるの？」と声を荒げた。するとタカミツは「悪くないよ、全然」と自分を正当化。タマミは「なんでそんな失礼なこと言うの？」とますます感情をあらわにした。
その後、注文した料理が運ばれてくると、タカミツは1人で乾杯する仕草をした。重苦しい空気がその場を包み込み、ついにタマミが「日本帰るよ、私」とポツリ。タカミツは「それは難しいんじゃないの？」と返し、婚前契約書について理解を求めたが、言い争いが収まることはなかった。慰謝料についてタカミツが「ごめんなさいって気持ちが金なんですか？それじゃおかしいじゃん」と疑問を呈したことも火に油を注ぎ、タマミは「全然おかしくない。じゃあ浮気されて『ごめんなさい』って言われて、気が済むと思ってるの？」と猛反論。スタジオからも「そうだよ、そう」とタマミに賛同する声が上がっていた。
