長期欠場していた日本人女子レスラーの電撃復帰が明らかに。待ち浴びたファンの歓迎ムードと同時に、まさかのタイトル挑戦をかけたトーナメント参戦に「流石にいきなりはキツイ…」と心配の声も数多く寄せられ“皇后”の再始動にファンの視線が集まっている。
WWE公式アカウントにて、長らくケガでリングを離れていたアスカの復帰ビデオがサプライズ公開され、6月16日の「RAW」での電撃復帰が明らかとなった。
「アスカの復活へ準備はできているか?」というメッセージと共に公開された公式ビデオでは、過去のアスカの不気味な歴代マスク姿やカラフルな衣装、「レッスルマニア」「マネー・イン・ザ・バンク」での栄光のシーン、激闘のハイライトなどを振り返りながら、「ナイト・オブ・チャンピオンズ」に向けた「クイーン・オブ・ザ・リング・トーナメント」への参戦が発表された。
「クイーン・オブ・ザ・リング・トーナメント」の初期ラウンドは、「RAW」「SmackDown」それぞれのエピソード内で、4人による「フェイタル4ウェイ」形式で行われ、勝者が次ラウンドに進出。以降はシングルマッチ形式となり、6月28日にサウジアラビアで開催されるイベント「ナイト・オブ・チャンピオンズ」での決勝戦で優勝者が決定する。優勝者には「サマースラム」でのタイトル挑戦権が与えられる。
この復帰に対してファンからは、「復帰を待ち望んでいた!」「彼女がトーナメントを制するだろう」「復帰おめでとう」といったポジティブな声が寄せられる一方で、「なぜサプライズ復帰にできなかったのか」といった事前アナウンスへの不満や、「このトーナメントでの復帰は結構キツイな…」「彼女の戻し方がひどい」と、復帰早々に連戦を強いられる展開への懸念も見られた。
アスカの復帰に関しては、同僚でライバルのシャーロット・フレアーが「Empress(皇后)」と一言だけ投稿し、復帰を歓迎する姿勢を示すなど、水面下の戦いもすでに始まっている。アスカの圧倒的なスキルとカリスマ性は、トーナメントの行方に大きな影響を与えることになりそうだ。なお、「RAW」で行われるトーナメント1回戦では、ステファニー・バッケル、ラケル・ロドリゲス、アイビー・ナイルとの4ウェイマッチが予定されており、アスカはいきなり注目のメンバーたちとの対戦に臨むことになる。
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