『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が6月13日に放送され、温泉で“人生の洗い流したい話”を洗い流す様子が描かれた。
視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「人生の洗い流したい話」は、京都府の男性(32)から寄せられた次のような依頼だ。
『先日、小1の長男の運動会があり、クラス対抗の保護者リレーにアンカーで出走することになりました。「パパ、絶対1位で帰ってくるからな」と息子に意気込み、いよいよ本番。ついにバトンを受け取って力強く駆け出したその瞬間、私はほどけていた靴紐に気づかず、その場で激しく転倒。砂埃が舞うなか、鼻血を吹き出す私。父兄と先生方の笑い声混じりのどよめきを背中に感じながら、ピリに転落。巻き返しを図るも、その差が埋まることはなく…。その日の晩、長男を風呂に入れていると、すりむいた膝小僧の痛みから、その恥ずかしさを改めて実感してしまい、情けなくも私は息子の前で涙してしまいました。すると彼は「今日はありがとう。こけてたけど、カッコよかったで」と、私の背中を優しくさするように洗ってくれたのです。鏡に映った私は、思いがけず晴れやかな表情を浮かべていました。自分のように傷を抱えている人は、ほかにもいるはずです。探偵さん、銭湯にいる皆さんの「なかったことにしたい話」を調査して、温かいお湯で綺麗さっぱり洗い流してきてあげてください』
さっそく、永見大吾探偵が温泉で調査開始。1人目の男性から、「昔、東京で同棲していた彼女のブラジャーが右肩にかかった状態で、気づかずに会社の駅前まで出勤していた。水色のストライプだった」との話を聞き出し、綺麗に洗い流した。
「我慢できずおもらし」「車突っ込み、損害額は1000万」「女房に取り返しのつかないことを」
