原口弁護士は「実は、共同親権が来年から始まるんですが、私たちですら実際どういう風になるのか全くわかってない。だから、法律できる時も『冗談でしょ』ぐらいで国会を見てたんですよね。家庭裁判所に本当丸投げで、何も現場にはないのに『やってください』みたいな。『そんな法律できちゃったの』って感じですよね」と、専門家でも混乱している状況を説明した。
具体的な変化として原口弁護士は「ただ1つ言えるのは、親権者が2人いますので、例えば、おそらくですけれども、お子様がお引越しをするとか、転校をする、私立の学校に行くとか、留学するって言った時は、お2人で合意をしないとできないだろうなっていうのはあります」と予測を語った。
これを聞いた山田は「それ絶対嫌ですね」と即座に拒否感を示した。原口弁護士も「そうなんですよ。共同親権持ちたくないってお母さんたちは絶対反対される。ただでさえ今でもそれで揉めてるのに」と同意した。
この説明を受け、山田は「じゃあ、(子供が)18歳とかになるまでは離婚しない方が逆にいいのかもね」と、現状の別居状態を継続する選択肢を真剣に考える様子を見せた。
別居5年目の山田まりや(45)、離婚時の財産分与について弁護士に相談「私の方が稼ぎがあって」
