“決断の旅”5日目の夜、アイブロウサロンを経営するヤワラ(29歳)は、アパレル店員の彼氏・ケイゴ(26歳)に、いつ頃までに子どもが欲しいのかと問いかけた。ケイゴは仕事に打ち込んでいるヤワラに理解を示しながらも「母親と子どもの年齢が離れない方が良い」「ヤワラちゃんが35歳ぐらいまでには」と返答。しかし、このケイゴの希望は、ヤワラにとってすんなり受け入れられるものではなかった。ヤワラは子どもの件について「すごい言葉を選ばずに言うと、考えたくないことでもあって。今考えるには考えきれなくて、避けていた部分でもあった」と率直に吐露。さらに「子どもって絶対お金がかかる。ケイゴくんの覚悟はどうなのかな」と貯金をしてこなかったケイゴに質問。ケイゴは「仕事をもっと頑張っていきたい」と宣言するとともに、親になる覚悟を口にした。
そしてケイゴは「35歳ぐらいまでに欲しいっていう俺の願望であって、そこはヤワラちゃんにより寄り添っていきたいなって思ってる」とヤワラの意思を尊重する姿勢を示し、2人はさらに話し合いを深めていった。まだケイゴが子どもを望んでいることを知らなかった頃、ヤワラが「子どもを授からない未来」を考えていたことも明らかになった。
そして話し合いの終盤、ヤワラは「子どもを育てるってなった時に、今より家事もできない。『これ買ってきて、あれ買ってきて』ってめちゃくちゃ言う。なのに収入は無いですってなった時、それでも(子どもを)欲しいって思う?」とケイゴの意思を改めて確認。これまで同棲する家の家事はすべてケイゴが担ってきたが、その状況にケイゴは不満を抱いており、この旅で繰り返しヤワラに改善を求めてきた。妊娠中および産後は、普段以上に家事ができなくなる可能性があり、ヤワラとしてはその部分が気になっていたようだ。この問いにケイゴは「男にできることだったら俺はいくらでも頑張ろうって思うから。子どもが欲しいっていう想いがお互いにできたならば、そこは俺に全部任せて欲しい」と頼もしい言葉を返し、これにヤワラは笑顔でうなずいた。
その後のインタビューでケイゴは「結婚して子どもが欲しいなっていう未来に向かっていけるように準備していくのも、彼女のためでもあるかなってすごく感じた」とコメント。続けて「ヤワラちゃんが言ってることも間違いないな、そこまで考えられていなかったな」と気づく点も多くあったと言い、向き合うことへの重要性を再認識したと語っていた。
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