“勾留322日” 大川原化工機えん罪事件…なぜ起きた?社長「がんと診断されても保釈されず、おかしいと思った」「証拠が全部出ても勾留期間を伸ばしていた」 ABEMA Prime 2025/06/24 12:20 拡大する 機械メーカー「大川原化工機」の精密機械不正輸出をめぐる冤罪(えんざい)事件で、警視庁の鎌田徹郎副総監と、東京地検の森博英公安部長が、不当な捜査を謝罪した。警視庁公安部と検察の捜査が違法だったと認めた東京高裁の2審判決を受け、国と都は今月、上告を断念。警察庁も再発防止に努めるとしていた。 ことの発端は、2020年に大川原化工機の大川原正明社長や、顧問の相嶋静夫さんら3人が、警視庁公安部に逮捕、起訴されたことだった。液体を短時間で乾燥させ、粉末や顆粒にするスプレードライヤーを、中国へ不正輸出した疑いだった。 続きを読む