よく見ると、そこにはなんと「DAIBAN」の文字が。そう、どう見ても“BANDAI(バンダイ)”をもじったと思われるロゴがプリントされていたのだ。静かなやり取りの最中、フォウの部屋の冷蔵庫に「DAIBAN製ミルク」がさりげなく並んでいるというのは、なんとも妙な味わいがある。
強化人間であるフォウが、こんな“さりげなくふざけた”パッケージの牛乳を日常的に飲んでいたのかと思うと、なんとも言えないギャップがある。同話は涙腺を刺激されるような回なのに、まさかこんな遊びが潜んでいるとは……。緊張と緩和が隣り合わせに描かれる世界観だからこそ、そんな“ゆるい一品”も紛れていたのかもしれない。
ちなみに、現在放送中のアニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」の世界にもムラサメ研究所は存在する。もし冷蔵庫が開くシーンがあれば、思わぬ遊び心が見つかるかもしれない。
アニメ「機動戦士Zガンダム」は1985年3月から1986年2月まで放送されたサンライズ制作のロボットアニメで、「機動戦士ガンダム」の一年戦争から7年後を描いた続編。「ガンプラ」ブームも生まれた。ガンダムシリーズや、スピンオフなどの派生作品も多数制作され、現在も高い人気を誇る。
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