通常、軍正式採用機であれば、戦闘後の補給で武器は補充されるのが当たり前だろう。だが、赤いガンダムは闇ルートで動く“非正規のモビルスーツ”であるため、その補充は一切なし。むしろ第7話では、バルカンはおそらくほぼ弾切れ、シールド、ライフルといった武装の類がすべて失われたまま登場し、ビームサーベルの欠落すら“そのまま”にされている状態だった。
SNS上では、「赤いガンダムのビームサーベルはどこへ行ったの?」など、もう1本のビームサーベルの行方を気にする声も上がっていた。こうした細かい描写を改めて見返してみるのもおもしろいだろう。
第5話をよく見ると、クランバトル終了後に戻ってきたジークアクスは右手に赤いガンダムのビームサーベルを握ったままだった。返す気配すら感じられない様子から、本当に“借りパク”だったのかもしれない。「早く返せ、とガンダムが言っている」という声が聞こえてきそうだ。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されることも決定した。
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