劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』といえば、サイコ・フレームやアクシズ・ショックなど、壮大で難解なテーマが語られる作品だが、そんな中でもファンの間で根強くネタにされ続けているのがアムロ・レイ(CV:古谷徹)の巴投げである。
【映像】アムロが巴投げでシャアを投げる瞬間(36分47秒ごろ~)
舞台はサイド1のコロニー・ロンデニオン。ロンド・ベルの拠点が置かれるこの地で、アムロは、クェス・パラヤとハサウェイ・ノアを連れ、つかの間の休息をとっていた。一方、シャア・アズナブル(CV:池田秀一)は連邦政府との裏取引の後、コロニー内を一人で外出。そして、偶然にも草原でアムロと再会してしまう。
馬に乗って草原を駆けるシャアに、ジープに乗ったアムロたちが接近。アムロはなんと車から飛び移り、馬上のシャアにタックルを仕掛ける。そこから取っ組み合いとなり、草の上でもみ合いに。シャアが一度上を取るが、アムロは絶妙なタイミングで華麗な“巴投げ”を炸裂させる。シャアの体は大きく宙を舞い、草原に豪快に転がり落ちた。
この投げ技の迫力は今でもネット上で話題となることも多く、ハヤト・コバヤシに教わっていた説を冗談半分に語るファンもおり、あながち外れていない気もしてくる。柔道家同士での戦いでも、アムロほど綺麗に、そして豪快に数メートルもの距離を投げ飛ばせる者などこの世に存在しないだろう。
アムロとシャアが拳を交える印象的なシーン日本語
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