「地球に住む人類の粛清にたどり着く」とは、やけに具体的な未来予想だが、このセリフから映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(1988年公開)を連想したガンダムファンは多いはず。同作品では、ネオ・ジオン総帥となったシャアが、地球に住む人類を粛正するべく小惑星を落下させようとする。
「逆襲のシャア」を彷彿させるシャリアのセリフに、ネット上で、「逆シャア見たな」「ヒゲマン、それ正解(逆シャア)」「シャリア・ブルまじでシャアの最大の理解者だった」といった反響が巻き起こった。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなどを手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映中だ。
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