決断を翌日に控えた旅6日目、アパレル店員のケイゴ(26歳)とアイブロウサロンを経営するヤワラ(29歳)は、結婚した場合のお金の管理などについて、話し合いを実施。貯金が苦手なケイゴは小遣い制を希望したが、ヤワラは「私が関与すると疲れちゃうと思う」と反対し、まずは自分で努力するよう促した。そんなやりとりをした後、「ケイゴくんに渡したいものがありまして」と切り出したヤワラ。取り出したのは、2人の思い出をまとめたフォトブックだった。ヤワラは交際1周年の際にもフォトブックをプレゼントしており、今回が2冊目。「もうすぐ2年半ってところだから。去年1年分まとめて渡したけど、2年目のやつが渡せてなかったっていうのもあって」と説明した。
思いがけないプレゼントに、ケイゴは「ええー!嘘!」と大喜び。「すごいね」「いつ作ったの?」と目を輝かせながらページをめくり、毎日夜遅くまで仕事をしているヤワラが合間を縫ってフォトブックを作ってくれたことに、感激した様子だった。そしてフォトブックの最後には、ヤワラからのメッセージも。そこに綴られていたのは、一番近くで支え続けてくれたケイゴへの感謝の想いだった。
「この1年は私が仕事ばかりで、2人の時間がなかなか作れなくて、寂しい思いもさせてしまったかもしれないけど、まずはこの1年、私の隣で私を支えてくれて本当にありがとう。ケイゴくんがいてくれたからこそ頑張れたし、乗り越えられたことがたくさんあります」。愛と感謝にあふれたヤワラの手紙。その最後は「付き合ってから私は少し変わってしまったかもしれないけれど、今でもそしてずっとケイゴくんの笑顔が大好きです。2年半ケイゴくんが私の隣にいてくれて、毎日が本当に幸せです」という文章で締めくくられ、読み終えたケイゴは泣き笑いの表情に。一度あふれ出した涙は止まることなく流れ続け、ついには話ができなくなるほど号泣。感情を素直に表すケイゴに、スタジオの山田は「あんなに涙流して。(フォトブック)作り甲斐がある」とメロメロの様子だった。
今回の旅でケイゴは、同棲する家の家事を全て担ってきた状況に不満を爆発させ、繰り返しヤワラに改善を求めてきた。しかしヤワラの手紙を読んだことで、彼女から向けられている愛の大きさを再認識したようだ。「嫌な顔をして家事している時も多分あったと思う。それでも、どんなに忙しくても、ヤワラちゃんはいつも俺のことを第一に考えてくれて、いつも隣にいたいって言ってくれる」「ずっとこの1年間、ヤワラちゃんのためにご飯作ったりお弁当作ったり掃除したり色々してたけど、自分の中で限界ができちゃって…」そう言って泣きじゃくるケイゴの手を握り、彼の言葉に耳を傾けるヤワラの目も、涙で潤んでいた。
その後のインタビューでケイゴは「ああして欲しい」「こうして欲しい」と主張することが、今回の旅の本質ではなかったということに気づかされたとコメント。「隣にいれることが幸せなのに、彼女に求めすぎてしまっていた」と反省を口にしていた。


