事件当時、車から追突されたときの記憶については「衝突されて飛ばされているときはスローモーションというか。走馬灯というのが見えた。今までの人生の…例えば、小学校の運動会とかお父さんお母さんの顔がパノラマ状に蘇ってくる感じがした。そこまでは意識があったと思うが、気づいたらもう倒れていて。遠くで『助けるからね』とか『頑張れ』とか、そういう声が聞こえてたので。記憶は飛ばされる瞬間まではあった」と語った。
救急車の中では意識はあったそうで「救急隊員の方に『僕は犯人を知っています。絶対捕まえてください』という風に言ったのを覚えている」と振り返ると、「そのあと病院に間もなくして刑事さんが来られて八田の免許証のコピーかなにかをパッて見せられて『こいつじゃないですか?』と言われたので、確信があったので『こいつです』という風に言った」と語った。
救急車ですぐに事件性を感じて証言した理由については「トラブルがあったのを知っていて、その数分後に追突されたので、自然に考えるならそいつしかいないだろう」と説明。
事件前の八田容疑者の様子
