さらに、基本変えられないとされている“声”も、女性になりすましていたとすれば、どんな声になるのか。音声の専門家である東京工芸大学の森山剛教授によると、八田容疑者の声には、大きな特徴が2つあるそうだ。「声帯を最後にちょっと鳴らす。あとは訥々(とつとつ)としゃべる。(波形を)見るとわかるけど、“間”がある。呼吸が浅いから、長くしゃべれないのも特徴。声色、それから間だ」。
八田容疑者の肉声を専用のソフトウエアに読み込み、女性になりすました声を再現してもらった。「オリジナルを100%の声の高さだとして、(声の高さ=キーを)機械的に10%ずつ上げていく。(八田の声)自体も実は結構、男性の中では高い方」。
最終的に、キーを5つ上げて、女性になりすました声を作成した。森山教授は「これで最初に話しかけられたら、『(男性か女性か)どっちかな』と、ちょっとわからないのではないか」と見解を述べた。
情報提供は別府警察署(0977-21-2131)まで。X(旧Twitter)の番組公式アカウント(@News_ABEMA)のダイレクトメッセージでも情報を募集している。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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