これにネット上では「鳥肌立った」「スタッフ、完全にわかってる」と歓喜の声が続出。初代ファンの間では“幻のBGM”として知られていた楽曲が、ここにきてついに日の目を見たことに驚きと感動が広がった。
「シャアが来る」を“本命”と考えていたファンも多かったが、この意外な選曲には「懐かしさと新しさのバランスが絶妙」「むしろ今の作品にはこっちの方が合ってるかも」と好意的な声が目立った。赤いガンダムが戦場を縦横無尽に駆け回るカットと、現代風にリファインされたアレンジBGMが抜群にハマっていた。
ファーストガンダムの空気感を残しつつも、音の迫力や広がりはしっかり現代仕様。音楽ファンからも「アレンジが神」「映像とのシンクロがすごい」との声が上がっており、制作陣のセンスに唸った人も少なくなかった。
あえて“本命”を外して、既存ではあるが未使用曲でくるあたり、スタッフのセンスがニクい。そんな制作陣の遊び心と、ファーストガンダムへの深いリスペクトが、BGM選びからもにじみ出ていた。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されている。
(C)創通・サンライズ
日本語
- 日本語
- English






