この“節穴税関職員”を見て、1990年のOVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』を思い出したという声も多い。当時もモビルスーツの密輸をめぐるやりとりが描かれ、メガネ姿の職員が登場していた。描写の細部こそ違えど、「巨大な兵器を“日用品”と偽ってすり抜ける構図」に、思わず古参ファンがニヤリとしてしまったようだ。
真面目な暗殺計画の裏で、誰にも止められず堂々と搬入される巨大兵器。あれが空調機で通るなら、だいたいのモビルスーツは家電でいけそうだ。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されている。
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