物語の展開も、エンディングに負けないほど衝撃的だった。ゼクノヴァによって空間が歪み、シャロンの薔薇の時空凍結が解除されたその先に現れたのは、なんと初代ガンダムことRX-78-2。向こう側の世界からやって来たとされるそのモビルスーツに、視聴者は騒然。「初代ガンダムがまさかのラスボスか!!!」「ラストがうそやろ?こんなことが許されて良いんか?!すぎる」など、ネット上はパニック寸前となった。
そこに流れる「BEYOND THE TIME」は、もはや“挿入歌”というより宣告のような演出だった。さらにはカラー公式Xが「あいつら、やりやがった!!」と庵野秀明氏のコメントを投稿したこともあり、「ガンダム史変わるやん」「ガンダムを終わらせる気か!?」といったポストも急増した。
また、6月18日24時から配信がスタートした「BEYOND THE TIME -2025 Version-」及び「BEYOND THE TIME (メビウスの宇宙(そら)を越えて) -2025 Short Edit-」の配信ジャケットには、1988年当時に使用された梅津泰臣氏によるアムロとシャアのビジュアルが採用されていたことも密かに注目されていた。
“BEYOND THE TIME”とともに登場した初代ガンダム。それは、ジークアクスの世界に、ガンダム正史が“終わり”を告げに来たような一撃だった。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されている。
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