【明治安田J1リーグ】川崎フロンターレ 2－1 鹿島アントラーズ（7月5日／Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu）
スタジアム騒然のハードタックルがファンの間で話題となっている。鹿島アントラーズの鈴木優磨が、川崎フロンターレのファンウェルメスケルケン際を倒したシーン。川崎Fの長谷部茂利監督もテクニカルエリアを飛び出して、主審にカードをアピールする事態となった。
明治安田J1リーグ第23節で、川崎Fは鹿島を本拠地に迎えた。注目のシーンは2ー1と川崎Fがリードして迎えた61分だった。右サイドから崩しにかかる中で、ファンウェルメスケルケンは河原創からのバックパスを受けた。そこに鈴木が二度追いの形で河原からファンウェルメスケルケンの方向に進路を変えたことでアクシデントが起こる。
ファンウェルメスケルケンが後ろを向いてボールをキープしようとしたところに、後方から駆け寄った鈴木が勢いよくチャージ。後ろから吹き飛ばされる格好となったファンウェルメスケルケンは、大きな声を上げながらその場に転倒した。このプレーは川崎Fのテクニカルエリアの前だったこともあり、長谷部監督は鈴木のプレーに対して「カードでしょ？」と言わんばかりに主審へアピールしたのだ。
スタジアムではホームサポーターの大ブーイングが飛ぶ中、鈴木に対してカードは出されず注意のみで終わる。このジャッジに川崎Fの選手たちは納得がいってない様子だった。
鈴木は42分、すでにイエローカードを受けていた。それだけにSNSのファンたちは「2枚目でもおかしくなかったな」「これで退場だったな」「優磨あぶねーよ」「判定はカードなしだけど、カードでもおかしくないシーン」「これは命拾いしたな」と言った反応が多くみられた。また鹿島ファンも「優磨もう下げた方がいい」「優磨これ普通に2枚目貰うぞ？」「ちょっと冷静になった方がいいな」と指摘。さらに川崎Fのファンは「長谷部さんの鈴木優磨2枚目アピールいいね笑」「長谷部さんも怒ってたぞ」「あの長谷部さんも怒ってるんだからな」「目の前で選手削られたらそりゃ怒るよ」といった反応を見せている。
なお試合は川崎Fが2ー1で勝利。勝ち点38として、鹿島との勝ち点差を3ポイントに縮めている。一方の敗れた鹿島は首位陥落。変わって首位に立った柏レイソルとは3ポイント差となった。
（ABEMA de DAZN／明治安田J1リーグ）
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