小学生の選挙に関する意識調査結果
【映像】小学生の選挙に関する意識調査結果
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 全国の小学生に実施した選挙に関する意識調査の結果が反響を集めている。

【映像】小学生の選挙に関する意識調査結果

 注目を集めているのは、ベネッセコーポレーションが「進研ゼミ小学講座」を利用している小学3~6年生6560人を対象に実施した調査結果だ。

 調査結果によると、「18歳になったら選挙に行きますか?」という質問で、「行くと思う」(27.8%)、「たぶん行くと思う」(23.8%)を合わせた「行く派」が過半数を占めることを示す円グラフが表示されている。

 また、「どんな人に総理大臣になってほしい?」では、1位は「ドラえもん」、2位は「Snow Man」、3位は「工藤新一(名探偵コナン)」と続き、アニメキャラクターやアイドル、YouTuberが多数ランクインしている。さらに、8位は「星のカービィ」、9位は「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」、10位には「アンパンマン」と、やさしさと正義感を持ったキャラクターが多数登場している。

 続けて「日本の社会課題でひとつだけよくできるなら?」で、1位は「地球がどんどん暑くなって、生き物がこまっていること」、2位は「戦争のニュースが増えていて、安心できないこと」と不安や違和感に関するものが上位にラインクインしていた。

 最後に「おうちの方と選挙の話をしたことがありますか?」で、「話をしない」(33.2%)と「ほとんど話をしない」(30.0%)を合わせて6割超が家庭で選挙の話をしないという結果となった。

 ニュース番組『ABEMAヒルズ』のコメンテーターで、日本大学危機管理学部教授で東科大特任教授の西田亮介氏は、家庭での政治や選挙の話について「親が子どもに威厳を示そうとすると間違うと思うんですよ。『ほんとにあの政治家よくないな』でいい。それが入り口だと思います」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)

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