ある意味で、アニメ史に残る“伝説の次回予告”と言っても過言ではない!?アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」第127話終了後の次回予告での“特大のネタバレ”は、ヒロイン・真崎杏子(CV:斉藤真紀)の迫真のナレーションも含めて笑いを誘う。
現在一挙配信中のアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」は、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた高橋和希氏による大ヒット漫画が原作。ゲーム好きの高校生・武藤遊戯(CV:風間俊介)が“闇の力”に目覚めて、ライバルたちとカードゲームなどで決闘(デュエル)を繰り広げるストーリーだ。劇場版アニメや、主人公を一新した後続シリーズも制作されて、長きにわたって人気を集めている。
作品の枠を飛び越えて知名度を誇る(?)のが、城之内克也(CV:高橋広樹)とマリク・イシュタール(CV:岩永哲哉)が激闘を繰り広げた第127話での次回予告だ。カードゲームといえど、闇のゲームでは、モンスターが受けた苦痛をプレイヤーも味わうことになる。城之内は一体どうなってしまうのか……!?
ハラハラドキドキの本編が終わった後、ヒロインの杏子がナレーションを務める次回予告が始まった。さすがに杏子も心配なのだろう。「お願い、死なないで城之内!あんたが今ここで倒れたら、舞さんや遊戯との約束はどうなっちゃうの?ライフはまだ残ってる。ここを耐えれば、マリクに勝てるんだから!」と必死に城之内にエールを送っていた。
しかし、その直後に杏子は、「次回、『城之内死す』、デュエルスタンバイ!」とサブタイトルで盛大なネタバレを食らわせている。「デュエルスタンバイ!」という妙に明るい口調も笑いを誘い、たった30秒足らずでフリからオチまで完璧と言えるかもしれない。
なお、もはやこの次回予告は、キャストたちによる公式トーク番組などでもイジられて、すっかり“愛すべきネタ”として扱われているのだった。
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
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