しかし実際には、息子の試合を観戦したあとに「言ってしまっていた自分がいた」と苦笑い。最初の頃は「もっとこうしたほうがいい」など、ついアドバイスをしてしまったという。これに藤本らは「この立場で黙ってられる?」「日本代表だよ?」と共感した。
そんな長男は、学校の環境の変化やゲームへの興味から、サッカーをやめていた時期があったそう。息子がゲームでストレス発散しているのを感じ取っていた遠藤は、「やめていいよ」と、無理に続けさせることはなかったという。
一度サッカーをやめたために「もうやらないかな」と見守っていた遠藤だが、長男はその2年後に「またサッカーやりたい」と自ら再開。現在はとてもサッカーが好きだといい、「真剣にサッカー選手を目指してやっている」と明かした。
「プロは大変だからなってほしくない」といった思いはないといい、むしろ「もしかしたら一緒にプレーできるかもしれない」と期待を寄せる遠藤。「僕が38歳までがんばったら、息子は18歳になる」といい、プロの舞台で親子一緒にプレーすることが「サッカー選手最後の夢」と語っていた。
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