落としてしまったというお風呂場に移動し、ファイバースコープで隙間を探ってみると、金色に輝くT字カミソリを発見。あまりに簡単な場所にあるため、せいや探偵は少々ガッカリした。しかし釣り竿で取り出そうとすると、浴槽のカバーが邪魔して取れない。

 依頼者は、「釣り竿は祖父の形見だ」と言い出し、さらに高圧洗浄機を駆使するが、「何も動いてないです。思ったより水圧が弱くないですか?」。せいや探偵は「やかましいわ!」「一言多いヤツやな!」とイライラする。

 しかし、リフォーム業者に尋ねてみると、事態は一機に好転。浴槽を持ち上げるができ、せいや探偵が素手でT字カミソリを救出した。2週間ぶりの再会に感激する依頼者。髭を剃ってみると「いいです。血が出ないでしょ」と語るが、せいや探偵は「剃り負けしとるやないか。血出とるやないか!」と爆笑した。