異色の”筋肉とゴージャス”女子コンビのわかりやすい化学反応に会場も大興奮。いちいち所作が優雅すぎる合体プレイに、ファンからは早くも「最高のコンビかも」などと様々な意見が飛び交った。
WWEの第3ブランドNXTのビッグマッチ「Great American Bash 2025」で、筋肉女子ジョーディン・グレースとWWEデビュー戦の”ザ・グラマー”ブレイク・モンローのタッグチームがロンチ。正反対のキャラクターの両者が随所で”持ち味”を発揮、連携シーンでみせた前代未聞の「気配りムーブ」にも注目が集まった。
圧倒的な筋肉量とパワーファイトでNXTを席巻中のジョーディンと、元マライア・メイで日本のファンにもお馴染みのブレイクは、新リングネームでグラマラス美女路線を新たに確立。そんな2人が大一番で”フェイタル・インフルエンス”ジェシー・ジェーン&ファロン・ヘンリーのヒールユニットをメインイベントで迎え撃った。
試合は激しい攻防が繰り広げられ狡猾な”フェイタル・インフルエンス”優位な状況からスタート。試合中盤にはTNAの女子王者マーシャ・スラモビッチがサプライズ登場しヒール軍団の介入を阻止しジョーディンらをサポートした。
注目を集めたのはジョーディンとブレイクの連携シーン。ブレイクを軽々と持ち上げて叩きつけるダブルチームで口火を切ったコンビだが、逆のパターンでは、ブレイクがさりげなくジョーディンの髪の毛を整えてから合体プレイ。”ふわり”とジョーディンの髪をなびかせる”気配り”演出をみせるブレイクに「グラマーな所作だ」「悪役にならないでね」「いいチームになりそう」といった声も。また「(ブレイクと組んで)ジョーディンのメイクもいつもと違う」と無骨系キャラから転向の兆しを指摘する声も。
試合の最後は、ブレイクがジェシーにフィニッシャーを決めてピンフォール勝ちと、上々のスタートとなった新コンビ。新陳代謝やスーパースターの入れ替わり激しいNXTのリングにおいて、新たな台風の目となる…はずだったが、後に一部ファンの“悪い予感”が的中。日本時間14日に開催された女子スーパースターの祭典「エボリューション」で、ブレイクがさっそくジョーディンを裏切り。注目タッグは早くも解散となり、今後2人の抗争が激化することは必至だ。
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