「イクメン」から「トモイク」に名称変更も元厚生労働大臣が指摘「言葉を変えても意味ない」「一番欠けているのはお金と時間」

　厚生労働省は「イクメンプロジェクト」の名称を変更し「共育（トモイク）プロジェクト」を開始すると発表した。
　2010年に立ち上げられた働く男性の積極的な子育ての参加を促す「イクメンプロジェクト」。いつしか男性の育休取得率は2023年度、30.1％にまで上昇した。
　そんなイクメンプロジェクトだが、「共育（トモイク）プロジェクト」に名称が変更される。共働き・共育ての推進のため、「職場」や「家庭」における、いわゆる“ワンオペ”の実態を変え、「共に育てる」に取り組める社会を目指すものだ。さらに、育児参加を妨げている長時間労働の是正などに取り組むという。