MLBオールスターゲームの実況を終えたテレビ朝日の清水俊輔アナウンサーに当時の状況を聞いた。
試合前日の会見について清水アナウンサーは「メジャーリーグのオールスターゲームでは各選手にブースが設けられるため、記者は各リーグ40分というたっぷりの時間がある中で誰にでも自由に話を聞きに行ける。もちろん大谷選手は多くの人に囲まれていた」と説明。
「まるで“野球部員”のように有名選手たちがぞろぞろと」
さらに清水アナウンサーは「選手に近づくことが許されたので、私は全選手にくまなく接近した。ドミニカ共和国やベネズエラ、メキシコのメディアの方もたくさんいてずっとスペイン語で話していたので、なかなか入っていけなかった。印象的だったのは、まるで“野球部員”のように有名選手たちがぞろぞろと会見場所に入ってきたことだ。この光景はオールスターならではだろう」と振り返った。
試合開始の6時間前に始まったというレッドカーペットショーについては「観衆も多く、各チームのマスコットたちもたくさん来ていた。大谷翔平選手の妻・真美子さんも身長が高いので“映えるご夫婦”といった感じでかっこよかった」と説明。
レッドカーペットショーの“周囲”については「球場のすぐ側で行われたのだが、メジャーリーグは周囲の敷地が広く、お店も多い。これだけのスペースは日本の球場にはない。当日は野球解説者の古田敦也さんとお店でハンバーガーを食べてからレッドカーペットショーを見に行った」と話した。
また、清水アナウンサーは「歴史の尊重」というキーワードも挙げた。
「オールスターが各球団の本拠地で開催されるのは、だいたい30年に一度ほどしかない。そのため、今回はアトランタ・ブレーブスの歴史を非常に尊重して、イニング間のイベントなどでもチーム全体に対するリスペクトに溢れていた」
3泊5日のアトランタへの出張で印象に残っている点として「得票数No. 1のジャッジ選手と大谷選手のポスターがドンと飾ってあり、日本人として誇らしくなった」と振り返った。
(ABEMA/ニュース企画)


