バービー「キレてますよ私はずっと」
バービー「ハジメさんは謝らなかったんですよ。1〜2年目の時に現場に遅刻してきて『うぃっす』と。私はハジメさんが遅刻するってわかったら『本当にすみません』と回って、終わっても謝らないからまた『本当にすみません』と言って」
ハジメ「1〜2年目のときに、マネージャーさんに『休みはいつもらえるんですか?』とブチギレてたこともあった」
度重なる遅刻や休みがほしかった理由は、ハジメが抱えている糖尿病による体調不良も一因だという。とはいえ、売れていてもどこか歯車がかみ合わなかった2人。決定的だったのは…
バービー「マネージャーさんに『別々で売る』『もうハジメは売らないから』みたいなことを言われて」
ハジメ「最初は(周囲から)“じゃない方”と言われた。悔しさとか妬み嫉みとか、そんな負の感情ばかりでしたね」
ピンでの仕事が増え、瞬く間に人気者になったバービー。それでもコンビで活動をしていくために力を尽くしていたという。しかし…
バービー「キレてますよ私はずっと。頑張って取ってきた仕事なのに(ハジメは)何もしないで帰って。他の先輩たちがお膳立てして振っても何もしなかった時もあった。それはさすがにブチギレますよね。『人間関係とか、仕事として頑張ろうよ』って。 毎日腹が立っていました。先輩だからうまく言えず、正直『1人の方がまだ楽』と思っていた時もある。途中、(ハジメが)くすぶってクソみたいになったんですよ。どっちに転んだって、何やったってやばい人間みたいな」
それでもコンビとしての活動を諦めなかったのには「ある目標」があったからだという。
バービー「(コンビで)どうなりたいか話し合う場でハジメさんは『MCをやりたい』と言った。私は『自分がMCをやっている番組の一番手前にいるひな壇でハジメにボケてほしい』と伝えた。そして『じゃあそれを叶えるために頑張りましょう。いつか再集合しましょう』と話した。でもこれは3〜4年前の話…諦めました」
ハジメ「大正解です」
バービー「ハジメさんは“あの方向”に向いていないんだと…私が何年も語りかけても折り合いがつかなかったところはそこなんです。ハジメさんは『お金も家族も度外視してフォーリンラブに賭けなきゃ』って思っているんですけど、私は『そんなことしなくたってできる』とずっと言っている。捨てればいいのはプライドだけ」
こと芸人となると、頭を固くしてしまうハジメに悩んでいたバービー。だからこそ、今の仕事は応援しているという。
バービー「やっと踏み出してくれたと。『やるって決めたらちゃんとやるだろう』とは思っていたし、(ハジメさんは)芸人が芸人以外の仕事をするのがダサいと思っていたけど、『ちゃんと現実に向き合ってくれるようになった』というか。別にパートナーじゃないけど…嫁目線というか」
もし、バービーが解散を切り出したら…
