【明治安田J1リーグ】清水エスパルス 2-0 横浜FC(7月20日/IAIスタジアム日本平)
悔しさが滲み出た瞬間だった。前半終了間際に横浜FCの大黒柱であるMFユーリ・ララが相手選手に足裏を見せる危険なタックルで一発退場に。レッドカードが提示された瞬間にブラジル人MFは涙目となり、チームメイトが駆け寄って慰める光景が見られた。
7月20日に横浜FCはアウェイで清水エスパルスと対戦。試合前の時点でリーグ戦5連敗と不調に陥る横浜FCは、残留に向けて悪い流れを断ち切りたいゲームに挑んだ。
しかし、この試合も自分たちのミスとも言えるプレーで相手に流れを渡してしまう。スコアレスで迎えた45+1分にユーリ・ララが、球際での強さが求められる場面で清水DFマテウス・ブルネッティの脛あたりに足裏でタックルを見舞った。
接触直後にマテウス・ブルネッティは痛がる様子をみせたものの、すぐに立ち上がって両者は和解。主審もカードを提示することなくプレー再開かと思われた。
ところがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言で、主審にOFR(オン・フィールド・レビュー)が推奨されると、映像を確認した末に判定が変更。ノーカードからレッドカードに変わり、危険なタックルを犯したとしてユーリ・ララが一発退場となった。
レッドカードが提示された瞬間にブラジル人MFは頭を抱えた。様々な感情が浮かび上がって涙目になると、チームメイトも近くに寄り添ってチームの大黒柱を慰めていた。
この場面はABEMAのコメント欄やSNSでも話題を集め、ファンからは「すごく悔しがってて、すごいいい人で愛されてるんだろうなって感じた」「ユーリ自体はいい人そうだけどこれは試合の勝敗がかかってるから悲しんではいられないな」「ユーリにみんな集まってるの泣けるな」「人数が減ったからじゃない、ユーリがいなくなることがでかい」「ユーリいないのきついよ」「ユーリ泣かないでくれ」「ユーリ退場はオワタ」と多くの反響が寄せられた。
失意の退場をしてしまったユーリ・ララのためにも勝利を届けたかった横浜FCだったが、後半に2点を失い、0ー2の完封負け。これでリーグ戦6連敗と苦しい状況が続いている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)
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