アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」は、物語の重厚さに加え、毎話のように流れる印象的な挿入歌でも視聴者の心をつかんできた。中でも第6話で使用されたNOMELON NOLEMONの『きえない』は、静かな余韻と痛みを残すワンシーンを、切なさとともに鮮やかに彩っている。
【映像】ジークアクスを盛り上げる挿入歌『きえない』(7分5秒ごろ~)
第6話の挿入歌『きえない』が流れるのは、ニャアンが非合法な運び屋の仕事の合間に、元締めのマーコ・ナガワラに相談を持ちかけられ、ラーメンをすすっている場面だ。マーコは、来週あるという娘の発表会にプレゼントを贈りたいが何がいいか分からないと真剣に悩みを打ち明ける。真剣な相談を受けながらも、ニャアンは「ん…」と一言だけを返し、ラーメンを黙々とすするだけ。
会話にならないようでいて、どこか空気はやわらかい。過酷な生活の中で、ほんの一瞬だけ立ち止まることを許された時間だったのかもしれない。マーコはそんなニャアンに「貯めた金で何を買うつもりなんだ」と尋ねるが、ニャアンは答えないまま帰宅。そして「マチュとシュウちゃん、3人で食べたかったな。」と夜空を見つめながらポツリとつぶやいていた。
ジークアクスを盛り上げる挿入歌にネット上の声は日本語
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