「神が降りてきた」「鳥肌が止まらん」など、興奮と畏怖の入り混じるリアクションが飛び交ったほか、「白い悪魔」「ラスボスすぎる」といった声も多く見られた。その一方で、物語の終盤にガンダム=破壊神のような象徴で現れたことから、「マチュやニャアンのドラマが飲み込まれるのでは」という懸念の声もあった。
それでもファンたちは、初代ガンダムの神々しさと演出の熱量に圧倒されたようだ。さらに、『BEYOND THE TIME』が挿入歌として流れたことに対しては、「平成ガンダム世代への刺客か」「エモすぎる」といった懐古と驚嘆の声も続出した。
第11話は、ジークアクスという異世界に、まさかの“正史”が干渉してきた瞬間だった。シュウジの謎も、シャアの変身も、ララァの覚醒さえも、わずか7秒にも満たない“本家降臨”の前では霞んでしまった。あのイントロが流れた瞬間、誰もが察したのだ。――白い悪魔はやはり“格が違った”。
「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」は、1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作。宇宙に浮かぶスペースコロニーで平穏に暮らす女子高校生のアマテ・ユズリハ(CV:黒沢ともよ)が、少女ニャアン(CV:石川由依)との出会いにより、非合法なモビルスーツ決闘競技《クランバトル》に巻き込まれていく物語だ。
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズなど手がけるスタジオカラーとサンライズの共同制作が話題を呼び、テレビシリーズに先駆けて今年1月に公開された劇場先行版は、興行収入が約34億円という大ヒットを記録。6月20日より全国368館で再上映されている。
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