【映像】当たったのは腕か肩か?VAR映像でもわかりにくい微妙判定
【映像】腕or肩?VAR映像でもわかりにくい微妙判定
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【明治安田J1リーグ】アビスパ福岡 2-2 京都サンガF.C.(7月21日/ベスト電器スタジアム)                    

【映像】腕or肩?VAR映像でもわかりにくい微妙判定

 反撃の狼煙かと思われたゴールがVARで取り消しとなった。かなり微妙なシーンだったため、ファンたちが主審の判定に対して反応している。

 アビスパ福岡は21日、明治安田J1リーグ第24節で京都サンガF.C.をホームに迎えた。序盤からチャンスを作りながら得点を奪えない福岡は、54分にオウンゴール、58分にはPKから失点。2点ビハインドで試合終盤を迎えていた。

 すると79分、ついにゴールネットが揺れる。MF松岡大起のロングフィードに抜け出した左サイドの岩崎悠人が、胸トラップから縦に突破してゴールライン手前で折り返す。最後はファーサイドに飛び込んだMF紺野和也が押し込んで福岡が1点を返した。

 しかし直後にVARが介入。争点は岩崎のトラップシーンだった。リプレイ映像で確認してみると岩崎のトラップは、ボールを収める瞬間に左手を挙げていることで、角度によって胸にも肩にも当たっているような微妙なシーンだった。

 解説の中払大介氏も「微妙なシーンですね。ハンドじゃないと言われたらハンドじゃないでしょうが、ハンドと言われるとハンドかも」と言葉を濁す。するとそのタイミングで上村篤史主審はOFRでのチェックに入った。すると中払氏は「オンフィールドするならハンドの可能性が高いかも」と口にした。

 およそ1分間の映像確認を終えると、上村主審はハンドがあったとしてゴールを取り消し、ベスト電器スタジアムの福岡サポーターたちからは大きなため息が漏れた。

 このシーンについてSNSのファンたちも反応。「これは厳しいだろ」「どっちにも見えるし、明確に腕ってわかる?」「野球みたいに確証がないなら元の判定通りにしてくれよ」「この映像でどっちに当たってるかわかる?」「腕って言われたら腕だし、肩って言われたら肩だし」「ハンドかどうかを見てるのに、もうちょいスロー映像にならんかいな」と判定を不服とする声が見られた。

 しかし福岡はここから執念の反撃を見せると、90+3分にウェリントン、90+6分に混戦の中から重見柾斗のゴールが決まり同点に。勝ち切ることはできなかったが、後半アディショナルタイムの2ゴールで勝ち点1を手にしている。
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