猛特訓中のあのちゃん
【映像】あのちゃん、練習前/後の投球フォームの違い
この記事の写真をみる(7枚)

あのちゃんねる』(テレビ朝日系)が7月21日に放送され、あのちゃんが今回で3回目となる横浜ベイスターズの始球式に向けて猛特訓を受ける様子が紹介された。

【映像】あのちゃん、練習前/後の投球フォームの違い

 特訓のコーチを務めるのは、元高校球児で現在はプロ野球選手として独立リーグの栃木ゴールデンブレーブスに所属するティモンディ高岸宏行。前回の始球式を振り返りあのちゃんは「ノーバンでは行ったんですけど…だいぶキャッチャー頼り」「ヤダった」語り、後悔を晴らすために、次の目標は“ノーバン&ストライク”に決まった。

 まずは事前の実力チェック。1球目から距離も高さも申し分ない伸びやかな投球を見せ、練習前からど真ん中ストライクを決めたあのちゃんに高岸は「ロケ終わった」と驚きを隠せない様子。しかし、あのちゃんは「意識してないから、どれがいいどれがダメかわからない」と言う。そこで、狙ったときにいつでも同じ球を投げられるよう、精度を上げるためのフォーム練習をすることに。ここから本格的な指導がスタートする。

猛特訓中のあのちゃん
拡大する

 高岸によれば、オーバースローのピッチングフォームは、腰や脚の使い方が柔道の一本背負投げと共通しているという。そこで柔道の背負い投げ用の人型道具を持ち出し、投球動作における体の使い方を身につけるトレーニングに挑戦することに。ボールを投げるのは“手”ではなく“腰”。「ボールってどこで投げてると思います?」という高岸の問いに、あのちゃんは「手?」と答えるも、「違います。腰に付属で手がついていると思って」とアドバイスを送る。腰を動かすことで自然と腕が振られる――そんな体感を徹底的に叩き込もうとする。

 実際に人型道具を用い、お手本を見せる高岸。「柔道の一本背負いは相手の右腕の肘を以て左襟をもって...うおおおおりゃ!!」と鮮やかな投げを披露。そのパワフルな様子に、あのちゃんは「コワッ」とドン引きしてしまう。高岸は「声を出したほうが体幹も使えるんで」と指南、思っていることや好きなものを大声で言いながら投げることを勧める。

猛特訓中のあのちゃん
拡大する

 ところが、道具が予想以上に重くて持ち上げられないあのちゃん。「手で投げようとすると重いんです。腰で投げようとすると軽いんです」と高岸がアドバイスするものの、どうしても持てず、「胴着だけでいいです」と、お手本用の人型から胴着だけを外しての背負い投げに切り替えることとなった。

 言われたとおり胴着を背負い投げするあのちゃん。投げるときに「歯!」と発声するため、高岸が「何歯が好きですか」と質問。するとあのちゃんは「側切歯」と即答し、高岸は「どこ?」と続けて聞き直す。「ここ、前歯の横」と実際に指を差して見せるあのちゃんに、「勉強になりました」と頷く高岸。あらためて「側切歯!」と叫びながら胴着を背負い投げるあのちゃんに対し、「おお!いい側切歯が映えた!素晴らしい!今の使い方だと横のブレが少ない。めちゃくちゃ良かった」と大絶賛。高岸流の熱血指導が、あのちゃんのフォーム修正にも着実に影響を与えていったようだった。

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(7枚)