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【映像】「プレー関与」と判定された瞬間(リプレイあり)
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【明治安田J1リーグ】浦和レッズ 4-1 湘南ベルマーレ(7月23日/埼玉スタジアム2002)

【映像】「プレー関与」と判定された瞬間(リプレイあり)

 J1リーグのオフサイド判定が物議を醸している。

 浦和レッズは7月23日、クラブワールドカップ出場で順延されていた明治安田J1リーグ第21節で湘南ベルマーレと対戦。ゴールレスで迎えた12分に問題のシーンを迎える。

 相手内の右サイドで獲得したFK。ボールをセットしたDF荻原拓也が、左足で入れたインスイングのクロスに飛び込んだのがMFサミュエル・グスタフソンだった。混戦の中からしっかりと落下点に入ってヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。

 しかし、この先制点に対してすぐにVARが介入。争点は、MF安居海渡のポジションとその後のプレーだ。解説を務めた佐藤寿人氏は「安居がオフサイドポジションにいて、グスタフソンが入ってきたスペースに関与したところの確認。安居が鈴木章斗をブロックした。これがどれだけ関与したかという判断」と状況を説明した。

 リプレイ映像で確認すると、佐藤氏が指摘した通り、ボールが蹴り込まれたタイミングで安居はオフサイド・ポジション。そこから湘南のディフェンスラインが下がってきた中で、鈴木をブロックするような形になっており、佐藤氏は「ブロックしたことでこの空間が空いたという見方ができる」と私見を述べた。

 清水勇人主審は長らくVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)と交信し、ゴールネットが揺れてからおよそ4分後にOFR(オン・フィールド・レビュー)へ。するとOFRの映像では、ピッチ上にラインが引かれ、安居のポジションがオフサイドであることが明らかとなった。そのため焦点は、その後の安居のプレーを“関与”と見るかどうか。清水主審はおよそ1分間の映像確認の後、安居のプレーを関与と判断し、オフサイドによりゴール取り消しの判定を下した。

 この判定については、ファンたちがSNS上でそれぞれの意見を発信する。「厳密に取りすぎるとサッカーの魅力が…」「これで戻りオフサイドは厳しくないか?」とオフサイドの判定に対して納得がいっていない様子。さらに“プレーへの関与”についても「これでオフサイド取られたらディフェンス側はわざとぶつかりに行けばその位置に近いゴールは全部オフサイドもらえる事になるけどな」「これをオフサイドにしたらいろいろと変わってきちゃうんじゃないの?」「止めてるのではなく競り合ってるわけだし、安居関係なくない?」「これでオフサイド取られたらもうなんも出来んやろ」などの指摘が多く見られた。

 一方で「このオフサイドの判断難しいな…」「浦和のオフサイド判定、めっちゃ難しいな審判泣かせ」「この判定はむずい。。。」などかなり際どい判定だったこと、そして「こういうのでオフ取られる時代よなぁ」「文句なしのオフサイド」「安居のプレーがゴールに影響してるし、これは妥当な判定だろ?」「いやVARで明確にオフサイドになったし、さらに安居のブロックであのスペース開いてるから問題なくノーゴール」「そんなに荒れることか?」など主審の判定を支持する声も多く見られた。

 先制点を取り消された浦和だったが、33分にはDFマリウス・ホイブラーテンのゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにFW小森飛絢の移籍後初ゴールで追加点。さらに71分にはDF関根貴大がネットを揺らし、1点返されて迎えた後半アディショナルタイムにはFWチアゴ・サンタナにもゴールが生まれるなど、最終的には4-1で湘南を撃破している。

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