声優・伊瀬茉莉也の深掘り第2弾のコーナーでは、前回に引き続き親友・寺崎裕香とカフェで熱い演技トークを展開した。

 寺崎から伊瀬へ「茉莉也がどうやってアフレコしているのか気になっていた」と質問が投げかけられると、伊瀬は「キャラクターの履歴書を作る」と回答。それには寺崎も「一緒だ!」と共感し、人気声優ならではのアフレコ術を明かした。

 さらに伊瀬は「脚本家が作った起承転結の流れを掴むために必ず家で声に出して練習をする。音の出し方やニュアンスで印象が変わるから何パターンも練習する」という独自の役へのアプローチ方法を告白。そんな伊瀬に寺崎も驚きの反応を示していた。

 一方、寺崎は「プロフィールを作ったら自分の中に染み込ませて、あとは任せる。キャラの人間性の部分を作ったらあとは任せるから自宅でのVTRチェックでは声を出さず、相手のセリフや状況に集中する」と語り、声に出して練習する伊瀬とは逆のアプローチで準備をしていることを明かした。

 舞台俳優として活躍していた経験があるからこそ、声優の難しさを感じている寺崎は、「常に観られている舞台では、セリフを言っていないところでも芝居をしていなきゃいけないけど、アニメーションだとカットごとに芝居をするからオフにならないようにしている。感情をキープするのが難しいから台本で感情の流れをしっかり作るようにして、音は現場で出た音を信じる」と明かし、お互いの役作りに「面白いね!こんな話したことなかったよね」と初めて知る部分に盛り上がった。

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