■国民・玉木氏「つまみ食いのように野党と交渉」「ガバナンスの問題に直面してる」

玉木氏
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 玉木氏は、「自民党、公明党、国民民主党の3党の幹事長で、『103万円の壁を178万円に引き上げる』『ガソリン税の暫定税率の廃止』を言ってるだけじゃなく、署名までして合意した。
その約束が果たされないまま今日まで来て、我々とちょこっとやって補正予算通して、維新の会とやっても予算通して、最後は年金通すために立憲民主党とやって、つまみ食いのように野党と交渉してる」。

 そうした問題がある中で、「『ちゃんと協力して、やるとこでやりなさい』ってことだと思う。ガソリン税の暫定税率の廃止は、通常国会で衆議院は野党で通過させた経緯があるから、出していれば通る。だから、今度はガソリンスタンドや現場に影響を与えないように制度も組み込んでいかないといけない。野党でまとめると同時に、与党も巻き込み、協議の場を作って実現していく」とコメント。

 また、自民党の問題点については、「ガバナンスの問題に直面してる気がする」といい、「1人1人の議員が派閥やポジショントークを始めると、政党としてのまとまりがなくなってくる。だから、しっかりしてもらわないといけない。今現在、政権握ってるから、案件、政策に応じて協力するところはしたい。日米協議についても厳しく言ってるが、我が国の国益を守るためには、できるだけ協力しようと思っている。しかし、自民党がなかなかまとまってない」と述べた。

(『ABEMA Prime』より)

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