【ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ】ヴィッセル神戸 1－3 バルセロナ（7月27日／ノエビアスタジアム神戸）
新シーズンから名門バルセロナの背番号10を継承した18歳のFWラミン・ヤマルが、流石のテクニックでスタジアムを沸かせた。一挙手一投足に注目が集まる中で見せた高速突破＆絶品ヒールパスに、元日本代表MFの乾貴士も大興奮だ。
バルサはヴィッセル神戸の30周年記念チャリティーマッチの対戦相手として来日。右ウイングで先発したヤマルは、ボールを持つたびに大歓声を浴び、4分にはさっそくビッグチャンスを作り出した。
こぼれ球を回収したMFペドリが、右サイドのヤマルにボールを展開。フリーとなっていたバルサの新ナンバー10は、ボックス右でボールを受けて右足でボールをコントロールする。そこから左足のアウトサイドを使って中央へと切り返し。神戸の2選手を引き連れながら進んでいくと、その裏から攻め上がってきたDFエリック・ガルシアにヒールで正確なパスを通した。
E・ガルシアが放ったグラウンダーのシュートは神戸のGK前川黛也に足でブロックされたものの、ビッグチャンスを作り出したヤマルのプレーにノエビアスタジアム神戸に詰めかけたファンからは大歓声が上がった。
ABEMAで解説を務めた乾は、思わず笑ってしまう。そして「おもろすぎるやろ。楽しい！これは！」とコメント。プレシーズン初戦であり、かつ試合前日に来日したばかりながらも、ヤマルを中心に華麗に攻撃を組み立てるバルサの戦いぶりに衝撃を受けたようだ。
またABEMAのコメント欄やSNSのファンたちも「ヤマルは何人にマークされても動じないな」「ヤマルのヒールパスだけでも生で見れた人にとっては最高だろうな」「ヤマルのプレーに沸くノエスタ」「生バルサが見れたファンは羨ましい」「そりゃ乾も笑っちゃうよねw」「この人たち、昨日日本にきたばかりだよね？」「異次元だわ」と衝撃を受けていた
かつてディエゴ・マラドーナやリバウド、ロナウジーニョ、そしてリオネル・メッシなど錚々たる面々が背負ってきた「バルサの10番」。そんな伝統のエースナンバーを18歳にして継承したヤマルが、コンディションが万全ではない中でも日本のサッカーファンたちを魅了した。
（ABEMA／ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ）
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