「ギョーカイ深堀りコネクション」声優・伊瀬茉莉也の深掘り第3弾となる完結編が放送された。親友の寺崎裕香とサムギョプサルの人気店でおいしい料理を堪能しながらのトーク。伊瀬は2024年に声優デビュー20周年を迎えたことを返り、「自分のことで精一杯だった。『こういう作品に出たい、こういう役を演じたい』っていう自分のエゴが強かった」と回顧。
一方で最近の心境について「20周年が見えた段階で、いつまでも新人気分でいられない。業界に貢献できることはなんだろうって考えるようになった」と語り、アニメ業界に還元できることを考えているという考えの変化を語った。
さらに、伊瀬のキャリアに欠かせない作品『HUNTER×HUNTER』については、「キメラアント編」での苦悩を告白。「（役とリンクしすぎて）演じてた数ヶ月毎日体調が悪かった」と話し、「キルアを演じてた3年間ずっと辛かった」と葛藤を明かした。これに対して、寺崎も「『メイドインアビス』のヴエコは大変だった」と初めて役を引きずった作品の思い出を語り、葛藤への共感を示した。
伊瀬は他にも思い出深い作品として『惡の華』を挙げ、敵対関係の役を演じた日笠陽子について「（アフレコ中は）話せなかったけど、終わった瞬間に『ごはん行こー！！』ってなった」と語り、“戦友”として今も仲が良いエピソードを語った。そんな役にのめり込んで演じる伊瀬は、「男の子演じるときにスカートってはける？」と寺崎に質問。寺崎は「全然平気かも」と答えるも、伊瀬は「違和感がある」と語り、徹底した独自の役作りを明かした。
そんな伊瀬は叶えたい夢として、「日本のアニメがもっとブランド化してほしい」、「世界の子どもたちの夢や希望になると思ってる」と熱く語った。さらに「才能ある監督・アニメーターたちにスポットを当てたい」とクリエイターたちを“日本の宝”と称して「世界に発信していきたい」と語ると、寺崎も「確かに！」と共感。そして、「いつか自分のプロデュースしたアニメ作品を作りたい」という大きな夢を語った。
スタジオでは綾瀬が、伊瀬の思いに対して「『HUNTER×HUNTER』のキメラアント編は見ていて本当に苦しくなっちゃうんですけど、そういう（演じている方の苦しみ）のが伝わってきてたんだなと思うと…苦しみながら演じてくださってありがとうございます！」と感動をあらわにした。そして仲村も「大共感でした！」と語り、声優ならではの演じるうえでの裏話を語った。
次回8月1日（金）のゲストは番組エンディングテーマを担当している、声優の安野希世乃が登場！声優二人のカップリング対談企画では、杉田智和と前田佳織里のふたりによるお酒を飲みながらのトークをお届け！「岩井が観た！おススメ夏アニメ2025」のコーナーも引き続き放送予定となっている。
ポップカルチャー情報レギュラー番組『SHIBUYA ANIME BASE』#シブアニ#53
放送日：2025年 7月25日（金）夜 9時～夜10時
放送URL：https://abema.tv/video/episode/218-706_s1_p54
出演者：
メインMC：ハライチ・岩井勇気
サブMC：徳井青空
ゲスト：仲村宗悟、綾瀬ことり
※期間限定無料配信中
クールエンディングテーマ曲：安野希世乃『やんなるわ』
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