関西弁の「ガッ」の正体
【映像】関西弁の「ガッ」の正体
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 道案内のときに使用する“関西人特有”の「ガッと曲がる」の「ガッ」についての考察が、ネット上で「めっちゃわかる!」「誰か論文にしてほしい」など共感の声が集まっている。

【映像】関西弁の「ガッ」の正体

 注目を集めているのは、遼太郎さん(@mangata614)の投稿。関西人の友人たちとの会話で「そこの角を“ガッ”と曲がる」という表現の「ガッ」について疑問を抱いた遼太郎さん。そのことを話すと、1人の友人が「この『ガッ』は直角90度を示している」という説を提示した。それに対し遼太郎さんは「Y字路やったら『ガッ』て言わへんもんな」思い、その場にいた一同が大納得したという。

 投稿を見た人からは「めっちゃわかる!」「たしかに『ガッ』の時は指直角になってる」「関西人の私もすごい共感しまくり!!」「誰か論文にしてほしい」などのコメントが寄せられ、投稿には16万の“いいね”が押され、大反響となっている(※数字は8月1日13時のデータ)。

 ニュース番組『ABEMAヒルズ』は、遼太郎さんを取材。「『直角90度』の説についてその場で発言された瞬間に、私共々どっと笑い『そうに違いない』というような反応だったと思います!私自身、方言や社会言語学について専門ではないものの、大学院で国語学を研究している身なので、“ことばの面白さ”についてカジュアルに楽しめる話題として投稿しました!」とコメント。

 投稿の反響については「投稿に対して共感も多く、改めて日本語のオノマトペの機能と形態の多彩さを認識する機会になりました!」と話している。(『ABEMAヒルズ』より)

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