レッドカードに唖然とする塩浜遼
【映像】遅延行為だった? 退場判定の一部始終
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【明治安田J2リーグ】ロアッソ熊本 2ー1 水戸ホーリーホック(8月3日/えがお健康スタジアム)

【映像】遅延行為だった? 退場判定の一部始終

 ロアッソ熊本のFW塩浜遼が、わずか46秒で2度の警告を受けて退場を命じられた。試合終了間際に連続イエローカードを食らった場面が物議を醸している。

 熊本がJ2リーグ第24節で水戸ホーリーホックと対戦した試合の後半アディショナルタイムだった。ここまで9ゴールを挙げているエースの塩浜が立て続けにイエローカードをもらって退場してしまう。

 まずは90+3分、こぼれ球を拾った水戸のMF山本隼大がドリブルでカウンターを繰り出そうとしてきた際、塩浜は素早いプレスバックからスライディングを仕掛けた。鋭い切り替えだったが、後方からのタックルが相手の足にヒットしたため、すぐさま笛が鳴りイエローカードを提示された。

 そして、その46秒後だった。クリアボールにセンターサークル内で反応した塩浜は、相手DFと競り合いながら抜け出しを狙った。しかし、オフサイドの笛が鳴り、ほぼ同時に塩浜は飛び出してきていたGKの頭上を越えるループシュートを放った。すると、再び主審は再び笛を吹き、2枚目のイエローカードで退場を宣告した。

 主審が笛を吹いたタイミングと、塩浜がシュートを放ったタイミングはほぼ同時だっただけに、このジャッジに塩浜は納得のいかない様子。両手を広げて猛抗議したが、主審は左手のジェスチャーでピッチの外に出ることを命じ続ける。判定が覆ることはなく、苦悶の表情を浮かべながらピッチを後にした。

 実況の沖村考祐氏が「後半アディショナルタイムに連続イエロー。退場となります」と伝えると、松岡氏は「オフサイドがあり、そのジャッジが際どいタイミングであって、GK西川選手が出てきていたので(シュートを)打てばチャンスということで足を振った」と続く。さらに、「(笛が)よく聞こえないという部分もあるんですけど、本当に際どいタイミングだったと思うんですよね。ただ、『聞こえたでしょ』というところと『判断できたでしょ』というところがレフェリーにはあったはず。それで遅延行為によるイエローカード2枚目でレッドカードですね」と説明した。

 このシーンについて、SNS上でのファンの意見は真っ二つに分かれている。「妥当だな」「余計なプレー」「いやこれは判断できただろ」「まじでいらないよそのプレー」「もったいないな」などの意見に加え、「あの速度でプレーキャンセル無理だろ」「そんなあとから蹴った感じには見えないけど…」「塩浜さんの退場が不可解すぎる」「これで退場は流石に可哀想だろ」「あの状況は振ってしまうわ」など塩浜に同情する声もあった。

 1人少なくなった熊本だったが、残りの2分を守り抜いて2ー1のままタイムアップ。首位の水戸に逆転勝利し、2試合ぶりの勝点3積み上げに成功した。

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