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【映像】立ったまま意識が…衝撃KOの様子
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 回し蹴りからパンチ、さらに連続で飛び出したアゴへのピンポイントの左ストレートで対戦相手は一時、棒立ち。直後にぐにゃりとマットへ崩れ落ちる衝撃KO。珍しいダウンシーンに「倒れ方がおかしかった」「立ったまま意識が飛んでた」など驚きの反応が相次いだ。

【映像】立ったまま意識が…衝撃KOの様子

 8月2日、東京・大田区総合体育館で開催された「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」で、良星(KSR GYM)とオートー・ONE LINK(タイ)が対戦。試合は1ラウンド2分32秒で良星が勝利。回し蹴りからの左ストレートという強烈なコンボでタイ人ファイターを粉砕した。

 RISEバンタム級5位の良星は、昨年2年ぶりに復帰して初戦を落としたが、その後RISEで2連勝を記録。しかし他団体では1敗を喫しており、今回が再起戦となった。対するオートーは元ラジャダムナンスタジアムのランカーで、RISEやシュートボクシングにも参戦。3連敗中ながら、いずれも延長戦を含む接戦で存在感を示してきた。しかし前日に行われた公式計量で計量オーバーとなり、当日計量でクリアしたため試合は実施されたが、減点2とグローブハンデからのスタートとなった。

 試合開始直後は、激しいローとミドルの応酬からスタート。良星がローキックから連打へとつなぐスピードを活かした攻撃で試合をリード。ロープ際に追い込む場面もあったが、フィニッシュは意外な形で突然訪れた。

 良星がゆっくりと下がりながら誘い込み、できたスペースに回し蹴り。不意を突かれ動きが止まったオートーに対し、左の拳をアゴめがけてガツンと一閃。格闘ゲームのコンボのようなスピーディーな流れで、オートーはその場で一瞬棒立ちとなった直後、ゴロリと大の字にダウン。レフェリーが即座に試合をストップした。

 ABEMA実況が「バックスピンからの左ストレートをアゴ下で…意識無くなったということだったんですか」と述べれば解説もこのフィニッシュに驚きを隠せず「ピンポイントでしたね」と反応。現役ファイターの大崎孔稀は「足をスイッチして左ストレートだと思います」と解説。スローリプレイでは、回し蹴りが脇腹をかすめ、その動きに連動したパンチが加速し、スロー再生でも良星の動きが十分に速いことが確認できた。

 最後はアゴ下にピンポイントで突き刺さる一撃。これを見たファンからは「倒れ方がおかしかった」「反応してなかったな」「立ったまま意識が飛んでた」や「(拳が伸びてきて)本人がびっくりしている」「スピード速いな」といった驚きの反応が相次いでいた。

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