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【映像】激レアすぎる衝撃の左ハイKO
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 後ろに下がり、自らも倒れ込みながら放った左ハイキックで相手を前のめりKO。二人とも倒れ込むという衝撃のダウンシーンに「これはヤバイ」「見たことない」「激レアすぎる」などファン騒然となった。

【映像】激レアすぎる衝撃の左ハイKO

 8月2日、東京・大田区総合体育館で開催された「ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」で、麻火佑太郎(PHOENIX)とエドゥアルド・カタリン(スペイン)が対戦。3ラウンド2分28秒、麻火が会心の左ハイでKO勝利し、GLORY×RISE世界トーナメント1回戦を突破した。

 世界各国の強豪が集う「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65キロ)STANDING TOURNAMENT」1回戦。白鳥大珠との王座決定戦で惜敗し、現在スーパーライト級ランキング2位の麻火にとっては世界再挑戦の舞台。カタリンはGLORYや欧州の複数団体で実績を積んだストライカーだ。

 1ラウンド、カタリンが伸びのあるストレートと荒々しいパンチで圧力をかける。麻火は慎重に距離を測り、蹴りを交えながら迎撃。相手の力強さを感じさせつつも、的確なジャブで応戦してラウンドを終えた。

 2ラウンド、カタリンは勢いのある振り回し系のパンチを繰り出すが、麻火はステップワークを活かして軌道を外し、三日月蹴りでダメージを蓄積。ジャブと蹴りを組み合わせた変化のある攻めで主導権を握る。

 最終3ラウンド、麻火は相手の打ち下ろし気味のパンチをかわしながら、ペースを落とさず攻撃を散らす。カタリンはなおも前進するが、麻火は柔軟な体さばきで距離を保ち、試合をコントロール。そして終了間際、勝負を決定づける場面が訪れる。

 残り40秒、カタリンが勢いよく踏み込んだ瞬間、麻火は素早く体勢を入れ替え、左ハイを振り抜いた。やや不安定な体勢で自らも倒れ込みながら放った左ハイだったが、首筋をかすめた一撃でカタリンは前のめりに倒れる。立ち上がったもののロープにもたれた状態で回復できず、レフェリーが試合をストップした。

 KO直前には麻火営から「左ハイ、左ハイ」と再三の指示が。その声に応えるように体の体勢を崩して放つ、気持ちと気合、そしてひらめきのひと振り。セコンドの声によるアシストが呼び込んだ勝利だった。

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