しかしぺえは「何も悪いことじゃないっていう。その感覚は自分の中にあったから、後ろめたいみたいな気持ちを持たずに生きようと思ったの。学校の中でも」と、自身の強い信念があったことを強調した。

 「そしたら、環境が出来上がってったというか。ゲイの私を受け入れてくれる環境がいつの間にかもう出来上がってた」と、自分が自分らしくあることで、周囲の環境も変化していったことを説明した。

 同様の悩みを抱える中学生に対して、ぺえは「でも確かに今1番アウティングっていうのかな。そういうことされて、やっぱ直後だから、1番多分しんどい時期だし、苦しくてどうしようって思う時期だと思うんですけど。だから今、多分この彼女には響かないと思うけど、時間だよね」と共感しながらアドバイス。

 「時間だよ。本当に今だけを見ちゃダメよっていう。自分の人生のために『あのタイミングだったんだろうな』って思える時も来るだろうから、その時が来るまで、とりあえず生きてください」と、力強いメッセージで締めくくった。