「期待値以下」と言われてビリになるも…

 イ・サンウォン(22歳)はかつてBTSTOMORROW X TOGETHERが所属するBIGHITエンターテインメントの公開練習生グループ・Trainee Aのメンバーとして活動していた過去があり、視聴者からの投票でも上位をキープしている練習生。8人ずつのチームに分かれてパフォーマンスを披露する「1対1ランクバトル」では“アベンジャーズ”が揃ったと期待を集めるaespa「Whiplash」チームで、キリングパートを務める。

 勝利間違いなしと思われていた「Whiplash」チームだが、リハーサルではメンバーの息が合わず、マスターたちは「残念だね」「クリーンじゃなかった」と苦い表情を浮かべていた。KANYから「今日何があったの?しっかりしてよ。みんなオールスターなんだからね」と問い詰められ、自らメンバーを選んだユメキは涙を流す。その姿にサンウォンは「ユメキ兄さんまで泣いていてすごく申し訳なくなりました。自分がキリングパートとして力不足だったのかなと」と肩を落とす。

 練習期間のダンスレッスンでサンウォンは、リズムを逃し、KINKYに「一体どこがキリングパートなのかずっと考えてた。全くキリングパートって感じがしない」と厳しい評価をされてしまっていた。「緊張して萎縮してしまいました」「一体どうすればいいんだろう」とすっかり落ち込むサンウォン。

 さらに練習生評価では、チームメイトのジョウアンシンが「生歌が安定していた」と高評価を得る一方で、サンウォンは「期待値以下」と言われてビリに。「アンシンがキリングパートに似合う。パートを手放した方がいいのかもしれない」とサンウォンは思い悩む。しかしメンバーに正直な心境を吐露すると、ユメキは「僕は変えるべきだとは一度も思わなかった。僕が言いたいのは、僕たちは本当に君の事を信頼しているってこと。サンウォンが自分自身を信じてほしい」と励まし、サンウォンは少しずつ自信を取り戻していった。

拡大する

 緊張のままに迎えた本番のステージ。サンウォンはオープニングから気迫に満ちた表情を放ち、全身から色気を放出していく。キリングパートもセクシーに決め、大きな感性を起こした。また原曲で“スーパージゼルタイム”として知られるパートでは、サンウォンがセンターに立って扇状にメンバーが広がり、その迫力に大歓声が起こった。サンウォンはエンディングでもセンターに立ち、圧倒的なオーラに場内ではざわつきが止まらない。

 視聴者からは「やばいやばい」「鳥肌が止まらない」「寿命延びた」「使い方贅沢すぎ」「メロすぎ」「サンウォンに首輪付けたの誰?天才」「首すじ国宝級」「色気やばい」「伝説のステージ」などのコメントが殺到し、練習生たちも「男なのにドキドキするね」「本当にうますぎる」「顔もすごいし、実力もオーバーだよ」「まさにレジェンド」「どうやって勝てるの?」と絶賛。マスターたちも「サンウォンは本当に素晴らしい」「よすぎます」「彼のすべてのパートをうまくこなしましたね」と彼のオーラに見惚れていた。そしてサンウォンは個人としても、チームとしても、見事勝利を収めた。(『BOYS II PLANET』/ABEMA K-POPチャンネル)

この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(2枚)