続いては、杉田智和と前田佳織里による、ここでしか聞けない15歳差の本音の会話「カプカプトーク」をお届け。二人は出会いのきっかけについて、杉田のYouTubeチャンネルへの出演オファーだったと回顧。前田は当時の心境について、「目玉が飛び出るくらい!というか、飛び出てたんですけど(笑)」と、驚きを隠せなかった様子を明かした。

 オファーの理由について杉田は「音響監督から推薦があった」というやり取りを、モノマネを交えて告白。続けて前田について「(声に)品性があるけど、どこか声に温かみに加えて影が感じられる」という印象を語り、内面についても「本当に言いたいことを抑えてたり、生き方とか『本当はこっち選びたいんだけど、自分にはイメージがあるからこっちを取れないな』みたいな」という、本音を抑えているような印象を抱いていたことを語った。

 そして「もし前田さんがそういうので悩んでいたら『世の中に言っても大丈夫だよ』『意外と(闇を抱えている)仲間って多いから気にせず言ってごらんよ』って言う機会があったらいいなって(思っていた)」と、当時の前田への思いを赤裸々に伝えた。

 これを聞いた前田は「本当に頭が上がらない。しかも何が嬉しいって、自分がお芝居をさせていただいた時にディレクションを直々に杉田さんがしてくださって、『もっと自分の奥底の部分とか、言いたくても言えない気持ちとかも乗せていいんだよ』みたいに、“初めて会ったのに何でここまで分かるんだろう”ということを芝居から感じ取ってくださっていた」と語り、当時の驚きと感謝を振り返った。

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 お互い印象的だった役について杉田は、二人の共演作『2.5次元の誘惑』で前田が演じたヒロイン・天乃リリサ役を挙げ、「オタク役は難しい」という前提のもと、推しへの敬意が前田の演技でさらに増したと大絶賛した。

 一方で前田は、『東京リベンジャーズ』で杉田が演じた柴大寿役を挙げた。その理由として
普段の優しい杉田からは想像できない演技に「本当にこれ褒めてるんですけど、怖すぎます!」「どこからその闇を持ってこられたんですか?」と驚きを表現した。

 これに対して杉田は、オーディションで勝ち取った役であったということを明かし、「(東リベの)マンガ好きで、アニメに出たいなって思ってたの。でも、『自惚れるな杉田よ、何役で受ける?』『合う役か…どれも違う気がする』と思ったので、最初のオーディションは来てない」と告白。

 その後、追加キャラクターのオーディションが開催されたときに「柴大寿のことを“荒くれもの”とか“暴れん坊”とか“中身のない破壊者”みたいな印象を持つ。けどそうじゃなくて、”家族を思いすぎるがゆえにそれがいきすぎてしまう”“感情のブレーキがないやつ”という風に組み立てて行ったら受かった」と、知られざるオーディションの裏側を明かした。

 その他、代表作の一つ『銀魂』の坂田銀時役は、別の人に来たオーディションだったという裏話も披露。ここから前田のキャラクターへの思いや、オーディションの心構えの話題にもなり、ここでしか聞けない本音トークが繰り広げられた。

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