国際政治学者の舛添要一氏が10日放送のABEMA的ニュースショーに出演し、立憲民主党・野田佳彦代表のインタビューでの発言に関して苦言を呈した。
ジャーナリストの青山和弘氏が野田代表へ直撃インタビューを敢行。野田代表は参院選を振り返り「打倒自民党、今回も(参院選も)そう戦ったつもりだった。結果的には、打倒自民党で終わらす戦いではもういけない。やっぱり右のポピュリズムが強すぎる。左右のポピュリズムに対抗してといつも言っていたが、左のポピュリズムよりも右のポピュリズムが強烈。今ヨーロッパで起こっているようなことが日本でも起こり始めたと意識すべき。そこにどうやって政治が対抗するか」と語った。
また、野田代表は、参政党が掲げる「日本人ファースト」は、移民の排斥を訴え、極右政党が躍進する昨今の欧州の状況と似ていると指摘。日本での右傾化の流れを食い止めるために、中道政党の結束が必要だとした上で、その実現には野田代表と考えが近いとされる石破総理の存在が不可欠で、対立する問題を乗り越え連携を優先する考えだ。
「既成勢力と言われようと、中道がもっと固まって頑張らないと日本の政治は良くならない」(野田代表)
野田代表の発言に舛添氏が苦言を呈す
